リースバックとは?仕組みをわかりやすく解説
リースバックの基本的な仕組みを、通常の売却との違いや契約の流れとあわせてわかりやすく解説します。はじめて検討する方向けの入門記事です。
約5分で読めます
リースバックは、「自宅を売って資金を得たいけれど、住み慣れた家からは離れたくない」という方に向いた仕組みです。この記事では、その基本的な仕組みを、通常の不動産売却との違いとあわせて解説します。
✓この記事のポイント
- リースバックは「自宅を売却して資金を得ながら、賃貸として同じ家に住み続ける」仕組み
- 引っ越し不要でまとまった資金を確保でき、資金の使い道は自由
- 売却価格は市場価格の6〜8割が目安で、売却後は毎月の家賃が発生する
- 普通借家か定期借家かで、住み続けられる期間が変わる
リースバックの基本的な仕組み
リースバックとは、自宅などの不動産を不動産会社や投資家に売却したうえで、その買主と賃貸借契約を結び、売却後も同じ家に住み続けられる仕組みです。
ポイントは、ひとつの取引のなかに「売買」と「賃貸」という2つの契約が含まれている点です。
- 売買契約:自宅を買主に売却し、まとまった売却代金を受け取る
- 賃貸借契約:買主を貸主として家賃を支払い、引き続き同じ家に住む
一言でいうと
「自宅を売る」と「住み続ける」を同時にかなえる仕組みです。所有者ではなくなりますが、引越しは不要です。
通常の不動産売却との違い
通常の売却では、買主に引き渡したあとは退去するのが一般的です。一方リースバックでは、売却後も賃貸として住み続けられる点が決定的に異なります。
| 比較項目 | 通常の売却 | リースバック |
|---|---|---|
| 売却後の居住 | 退去が必要 | 賃貸として住み続けられる |
| 売却価格 | 市場価格に近い | 市場価格の6〜8割が目安 |
| 引越し | 必要 | 不要 |
| 毎月の支払い | なし | 家賃が発生 |
売却価格が市場価格より低くなりやすい背景には、買主が「賃貸に出して家賃収入を得る」ことを前提に購入する、という事情があります。
どんな人に向いているか
- 老後資金や生活資金をまとまって確保したい
- 住宅ローンの返済が負担で、完済して家賃に切り替えたい
- 事業資金が必要だが、住み替えはしたくない
- 相続・離婚で資産を整理したいが、当面は今の家に住みたい
契約形態には注意
賃貸借契約には「普通借家契約」と「定期借家契約」があります。定期借家契約の場合は契約期間が定められ、期間満了で住み続けられなくなる可能性があります。長く住み続けたい場合は契約形態を必ず確認しましょう。
契約前の確認が重要
「いつまで住めるのか」「家賃はいくらか」「更新や買い戻しの条件は」など、契約内容は事前にしっかり確認しましょう。
まとめ
リースバックは、住み慣れた家に住み続けながら資金化できる便利な仕組みですが、売却価格や家賃、契約形態には注意が必要です。あわせてメリット・デメリットの整理や、リバースモーゲージとの違いもご確認ください。
関西エリアでのご相談は、無料相談フォームよりお気軽にどうぞ。
この記事の執筆・監修
リースバックス 編集部編集部
リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。
監修:松浦 誠大宅地建物取引士
株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。
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