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リースバックと親族間売買の違い|家族に売って住み続ける方法
比較・違い

リースバックと親族間売買の違い|家族に売って住み続ける方法

リースバックと親族間売買(親子間売買)の違いを解説。家に住み続ける点は同じでも、買主・資金力・住宅ローン・税務の扱いが異なります。それぞれが向く場面と注意点を整理します。

約7分で読めます

自宅に住み続けながら資金をつくる方法として、リースバックと並んで検討されるのが「親族間売買(親子間売買)」です。住み続けられる点は同じでも、誰が買主になるか・資金の出どころ・税務の扱いが大きく異なります。この記事で違いを整理します。

✓この記事のポイント

  • リースバックは不動産会社等が買主、親族間売買は親子・親戚などが買主
  • どちらも「売却後も住み続ける」ことは可能だが、資金の出どころが違う
  • 親族間売買は住宅ローンが組みにくく、税務上も「みなし贈与」等に注意が必要
  • リースバックは第三者取引のため価格・家賃の条件が明確になりやすい
  • 「家族に引き継ぎたいなら親族間売買」「今すぐ現金化したいならリースバック」が基本

2つの方法の比較表

比較項目リースバック親族間売買
買主不動産会社・投資家など第三者親・子・親戚など親族
売却後の居住賃貸借契約で住み続ける取り決め次第で住み続けられる
資金の出どころ買主(事業者)の資金親族の自己資金・融資
住宅ローン買主側で対応親族が組みにくい(金融機関が慎重)
価格の決まり方市場価格の6〜8割が目安当事者間で決めるが「時価」が基準
主な税務の論点売却益への課税などみなし贈与・特例の可否など

「誰に売るか」がいちばんの違い

リースバックは第三者に売って賃借する取引、親族間売買は家族に売る取引です。家を家族の名義で残したいのか、まず現金化を優先したいのか——目的によって向き不向きが分かれます。

それぞれが向いている場面

親族間売買が向く場面

  • 家を家族の資産として残したい(将来的に相続でまとめたい)
  • 買い取れる資金力のある親族がいる
  • 家賃ではなく、家族内の取り決めで住み続けたい

ただし、親族間売買は住宅ローンが組みにくく、価格を時価から大きく外すとみなし贈与と判断されるおそれがあります。売買価格の設定や特例の適用可否は、税務上の論点が多いため、必ず税理士に確認してください。

リースバックが向く場面

  • 今すぐまとまった資金が必要
  • 買い取れる親族がいない、家族に負担をかけたくない
  • 価格・家賃・契約期間を明確な条件で決めたい

リースバックは第三者との取引のため条件が明確になりやすく、資金化のスピードも見込めます。仕組みはリースバックとは、通常売却との比較はリースバックと通常売却の違いもご覧ください。

どちらも専門家への確認を

親族間売買は税務、リースバックは契約条件(普通借家か定期借家かや家賃の決まり方)が要になります。いずれも事前に専門家へ相談し、住み続けられる条件と総コストを確認しましょう。

併用・段階的な検討もできる

「まずリースバックで現金化し、将来的に家族が買い戻す」という組み合わせもあります。買い戻しの考え方はリースバックの買い戻しとはをご覧ください。家族の資金計画と、住み続けたい期間を踏まえて検討しましょう。

よくある質問

Q. リースバックと親族間売買、どちらが得ですか? A. 目的次第です。家を家族名義で残したいなら親族間売買、今すぐ現金化したい・家族に負担をかけたくないならリースバックが向きます。

Q. 親子間売買でも住宅ローンは使えますか? A. 金融機関は親子間売買に慎重で、住宅ローンが組みにくい傾向があります。資金計画は事前に金融機関・専門家へ相談しましょう。

Q. 親族間売買で価格を安くしても大丈夫ですか? A. 時価から大きく低い価格にすると「みなし贈与」と判断され課税されるおそれがあります。価格設定は必ず税理士に確認してください。

Q. リースバックした家を後から家族が買い戻せますか? A. 買い戻し特約があれば可能な場合があります。価格や期間の条件は契約前に確認しておきましょう。

まとめ

「家族に売って資産として残すなら親族間売買、今すぐ明確な条件で現金化するならリースバック」が大きな整理です。住み続けられる点は共通でも、資金の出どころと税務の扱いが異なります。ご自身の目的と家族の資金計画にあわせて選び分けてください。

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この記事の執筆・監修

リースバックス 編集部編集部

リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。

監修:松浦 誠大宅地建物取引士

株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。

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