
リースバックと不動産担保ローンの違い|どちらを選ぶ?
自宅を活かした資金調達で迷う方へ。リースバック(売却して住み続ける)と不動産担保ローン(借りる)の違いを、所有権・毎月の負担・審査・総コストの観点から比較して解説します。
約5分で読めます
自宅を使った資金調達には、「売却するリースバック」と「借りる不動産担保ローン」があります。どちらも自宅を活かしますが、性質はまったく異なります。
✓この記事のポイント
- リースバックは「売却」、不動産担保ローンは「借入れ」
- リースバックは所有権が買主へ移り、以後は家賃を払う
- 不動産担保ローンは所有権を保ったまま、利息付きで返済する
- 借入れは返済能力・信用情報の審査がある/リースバックは比較的通りやすい
- 「完済して負担を整理したい」ならリースバック、「所有を続けたい」ならローン
基本的な違い
リースバック
- 自宅を売却して資金化
- 所有権は買主へ移る
- 毎月の家賃を支払う
- 返済義務はない
不動産担保ローン
- 自宅を担保に借入れ
- 所有権は自分のまま
- 毎月の元利返済が必要
- 利息が発生する
比較表
| 項目 | リースバック | 不動産担保ローン |
|---|---|---|
| 取引の性質 | 売却+賃貸 | 借入れ |
| 所有権 | 買主へ移る | 自分のまま |
| 毎月の支払い | 家賃 | 元金+利息 |
| 審査 | 比較的通りやすい | 返済能力・信用情報を審査 |
| 完済の概念 | なし(賃貸が続く) | 完済すれば負担終了 |
| 向く人 | 住み続けつつ負担を整理したい | 所有を続けたい・返済の見込みがある |
どちらが向いているか
- リースバックが向く:高齢で借入れが難しい、ローンを完済して身軽になりたい、固定資産税や修繕の負担を手放したい
- 不動産担保ローンが向く:将来も所有を続けたい、安定収入があり返済の見込みがある、一時的な資金需要
返済を続ける自信や安定収入があるなら担保ローン、所有にこだわらず負担を整理したいならリースバック、と整理すると分かりやすいでしょう。
総額で比較する
「毎月の支払い」だけでなく、数年間の総支払額・手元に残る資金・将来の選択肢(買い戻し可否)まで含めて比較しましょう。
よくある質問
Q. ローンが残っていてもリースバックできますか? A. 売却代金で完済できる見込みがあれば可能なケースがあります。詳しくは住宅ローンが残っている場合をご覧ください。
Q. どちらが総額で得ですか? A. 金額・期間・金利・家賃により異なります。目的(所有を続けるか/負担を整理するか)を基準に選ぶのがおすすめです。
Q. リバースモーゲージとも違うのですか? A. はい。リバースモーゲージは自宅を担保にした借入れの一種です。リバースモーゲージとの違いで解説しています。
まとめ
リースバックと不動産担保ローンは「売る」か「借りる」かの根本的な違いがあります。所有を続けたいか、負担を整理したいかで選びましょう。他の選択肢との比較や任意売却との違いもあわせてご確認ください。
関西エリアでのご相談は、無料相談フォームよりお気軽にどうぞ。
この記事の執筆・監修
リースバックス 編集部編集部
リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。
監修:松浦 誠大宅地建物取引士
株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。
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