
事業用リースバックで資金繰りを改善する|運転資金の確保
法人がセール・アンド・リースバックで資金繰りを改善する方法を解説。固定資産を現金化して運転資金や設備投資に充てる仕組み、銀行借入との違い、活用シーンと注意点をまとめます。
約4分で読めます
事業用不動産を持つ法人にとって、リースバックは「使い続けながら資金繰りを改善する」有力な手段です。借入れに頼らない資金調達として注目されています。
✓この記事のポイント
- 自社不動産を売却して現金化し、運転資金や設備投資に充てられる
- 売却後も賃貸として事業を継続できる
- 銀行借入と違い、負債を増やさず資金を確保できる
- 借入枠を温存でき、いざというときの資金余力を残せる
- 売却後は賃料が継続コストになる点に注意
資金繰り改善の仕組み
リースバックでは、工場・店舗・事務所などの固定資産を売却して一括で現金化します。事業はそのまま継続できるため、運転資金の確保や設備投資、借入金の圧縮などに資金を回せます。
売却前(イメージ)
売却後(リースバック)
不動産はオフバランス化され総資産が圧縮。
月々の負担は賃料に一本化される
銀行借入との違い
| 観点 | リースバック | 銀行借入 |
|---|---|---|
| 性質 | 資産の売却 | 負債の増加 |
| 貸借対照表 | 総資産が圧縮される | 資産・負債が増える |
| 審査 | 物件の評価が中心 | 財務・信用の審査 |
| 借入枠 | 温存できる | 枠を使う |
| 継続コスト | 賃料 | 利息 |
借入枠を使わずに資金を確保できるため、銀行融資はいざというときに残しておくといった使い方ができます。
活用シーン
- 季節変動の大きい事業の運転資金
- 新規出店・設備投資の原資
- 借入金の圧縮による財務改善
- 事業承継・再編の資金
注意点
賃料と売却価格のバランス
売却後は賃料が固定費になります。資金繰りが楽になっても、毎月の賃料で収益が圧迫されないよう、売却価格と賃料のバランスを慎重に設計しましょう。
よくある質問
Q. 赤字でも利用できますか? A. 物件の評価が中心となるため、財務状況が借入れより影響しにくい場合があります。個別にご相談ください。
Q. どんな不動産が対象ですか? A. 事務所・店舗・工場・倉庫など事業用不動産が対象です。立地・用途で条件が変わります。
Q. 財務にどう影響しますか? A. 総資産が圧縮され、オフバランス効果が期待できます。詳しくはオフバランス効果をご覧ください。
まとめ
事業用リースバックは、負債を増やさず資金繰りを改善できる手段です。借入枠を温存しつつ、運転資金や投資原資を確保できます。法人向けリースバックの基礎や法人リースバックの事例もあわせてご覧ください。
大阪・関西の法人のご相談は、無料相談フォームよりお気軽にどうぞ。
この記事の執筆・監修
リースバックス 編集部編集部
リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。
監修:松浦 誠大宅地建物取引士
株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。
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