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セール・アンド・リースバックの会計処理と仕訳をわかりやすく解説
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セール・アンド・リースバックの会計処理と仕訳をわかりやすく解説

法人のセール・アンド・リースバックの会計処理を、売却益・売却損の扱いや仕訳例とともに解説。金融取引と判定されるケースや新リース会計基準の注意点もまとめます。

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大阪・関西の法人向けリースバックのページでは、対象物件・仕組み・ご相談の流れをまとめています。

法人が事業用不動産をセール・アンド・リースバックする際は、会計処理の考え方を押さえておくことが重要です。本記事では基本的な仕訳の流れと注意点を整理します。

この記事のポイント

  • 「資産を売却」して「同じ資産を賃借」する取引で、資金をオフバランスで調達できる
  • 通常の売却なら売却損益を計上し、以後は賃料を費用処理する
  • 実態が融資に近いと「金融取引」と判定され、売却処理が認められない場合がある
  • 新しいリース会計基準の動向にも留意が必要
  • 税務上の取扱いと否認リスクは、必ず顧問税理士・会計士に確認する

セール・アンド・リースバックとは(おさらい)

自社が保有する不動産(事務所・店舗・工場・倉庫など)を売却し、買主と賃貸借契約を結んで使い続けながら資金化する手法です。基本的な仕組みは法人向けリースバックの基礎で解説しています。

売却前(イメージ)

固定資産:不動産(大きい)
現金(少なめ)

売却後(リースバック)

現金(増加)

不動産はオフバランス化され総資産が圧縮。
月々の負担は賃料に一本化される

図:不動産を現金化すると総資産が圧縮され、自己資本比率などの改善が期待できる

会計処理の基本:売却損益の扱い

通常の売却+オペレーティング・リースに該当する場合、原則として次の流れになります。

  • 売却時に、帳簿価額と売却額の差額を**固定資産売却益(損)**として計上
  • 売却後は、毎月の**賃料を支払賃借料(費用)**として処理

仕訳の例

たとえば帳簿価額8,000万円の不動産を1億円で売却した場合の売却時の仕訳イメージです(消費税等は考慮を省略)。

借方金額貸方金額
現預金1億円建物・土地8,000万円
固定資産売却益2,000万円

その後の毎月の賃料支払いは「支払賃借料 ◯◯/現預金 ◯◯」で費用処理します。

金融取引と判定されるケース

「売却」と認められないことがある

買い戻し条項などにより実態が融資に近いと判断されると、会計上「金融取引」として扱われ、売却損益を計上できず借入金として処理することになります。買い戻し条件の設計は会計・税務の両面で確認が必要です。

また、リース会計基準は改正の動きがあり、オフバランス効果や表示方法に影響する可能性があります。適用時期・自社への影響は専門家に確認しましょう。

よくある質問

Q. 売却益が出ると税金はどうなりますか? A. 固定資産売却益は課税所得に影響します。一方で売却損は損金算入できる場合があります。具体的な税務処理は顧問税理士にご確認ください。

Q. 必ず売却益・売却損が出ますか? A. 帳簿価額と売却額の差で決まります。含み益のある不動産では売却益、含み損があれば売却損となるのが一般的です。

Q. オフバランスの効果は? A. 総資産が圧縮され、自己資本比率など財務指標の改善が期待できます。詳しくは事業用リースバックの記事群もご覧ください。

まとめ

セール・アンド・リースバックの会計処理は、「通常の売却+賃借」か「金融取引」かの判定が分かれ目です。仕訳の考え方を理解しつつ、最終的な処理は顧問税理士・会計士に確認しましょう。法人向けリースバックの基礎法人リースバックの事例もあわせてご覧ください。

大阪・関西の法人のご相談は、無料相談フォームよりお気軽にどうぞ。

この記事の執筆・監修

リースバックス 編集部編集部

リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。

監修:松浦 誠大宅地建物取引士

株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。

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