
リースバックに保証人は必要?保証会社の審査と保証料の仕組み
リースバックの賃貸借契約で連帯保証人は必要か、保証会社の審査では何を見られるかを解説。保証料の目安、高齢・年金収入でも通るのか、保証人を頼めない場合の対処法まで、契約前に知っておきたいポイントをまとめます。
約9分で読めます
リースバックでは、自宅の売却と同時に賃貸借契約を結びます。そこで気になるのが「連帯保証人を頼める人がいないが大丈夫か」「保証会社の審査に通るのか」という点です。結論からいえば、連帯保証人ではなく家賃保証会社の利用を条件とするのが現在の主流で、保証人を頼めなくても利用できるケースがほとんどです。
✓この記事のポイント
- リースバックの賃貸借契約では、連帯保証人の代わりに家賃保証会社を利用するのが一般的
- 保証会社の審査で見られるのは、主に家賃に対する収入(年金含む)のバランス
- 保証料は「初回に家賃の0.5〜1か月分程度+年間更新料」が目安
- 高齢・年金収入のみでも、家賃水準が収入に見合っていれば通るケースは多い
- 保証会社の審査に不安がある場合は、家賃を抑える設計や会社選びで対処できる
連帯保証人は原則不要、保証会社利用が主流
かつての賃貸契約では親族の連帯保証人が一般的でしたが、現在は賃貸市場全体で家賃保証会社の利用が主流になっており、リースバックも同様です。保証会社が「家賃を滞納したときに貸主へ立て替え払いする」役割を担うため、親族に保証人を頼む必要は基本的にありません。
高齢で「頼める親族がいない」という方でも、この仕組みがあるからこそリースバックを利用しやすくなっています。ただし立て替えはあくまで貸主への支払いで、借主の支払い義務が消えるわけではない点は理解しておきましょう。滞納時に何が起きるかは家賃が払えないとどうなる?で解説しています。
保証会社の審査では何を見られる?
保証会社の審査は、住宅ローンの審査より簡易的ですが、主に次の点が確認されます。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 収入と家賃のバランス | 年金・給与・事業収入などに対して家賃が無理のない水準か |
| 過去の滞納歴 | 家賃や保証会社利用歴での滞納・トラブルの有無 |
| 緊急連絡先 | 連帯保証人ではなく、連絡が取れる親族などの登録を求められることが多い |
| 本人確認・年齢 | 高齢の場合、緊急連絡先や見守り体制を確認されることがある |
住宅ローンのような勤続年数・雇用形態の厳しい確認は少なく、「毎月の家賃を払い続けられるか」が中心です。年金収入のみの方でも、家賃が収入に見合っていれば通るケースは多くあります。リースバック全体の審査についてはリースバックの審査基準をご覧ください。
保証料の目安と初期費用
保証会社の利用には保証料がかかります。目安は次のとおりです。
- 初回保証料:家賃の0.5〜1か月分程度(家賃10万円なら5〜10万円程度)
- 更新保証料:年1回、1〜2万円程度または家賃の一定割合
保証料は会社・プランによって幅があるため、見積もり時に**「保証会社はどこか」「保証料はいくらか」**まで確認しましょう。そのほかの諸費用はリースバックの費用にまとめています。
審査が不安なら「家賃を抑える」設計も
保証会社の審査は家賃と収入のバランスが中心です。収入に不安がある場合は、売却価格を調整して家賃を抑える、預貯金を含めた支払い原資を示すなどの工夫で通りやすくなることがあります。条件設計は会社によって柔軟性が異なるため、複数社に相談して比較しましょう。
保証会社の審査に落ちたら
万一審査に通らなかった場合も、あきらめる必要はありません。リースバック会社によって提携する保証会社は異なり、審査基準にも差があります。別の会社・別の保証会社で再挑戦する、家賃設定を見直す、同居家族を契約者にするなどの選択肢があります。審査に通らない場合の対処は審査に落ちたときの対策で詳しく解説しています。
よくある質問
Q. 連帯保証人を頼める親族がいなくても利用できますか? A. はい。連帯保証人ではなく家賃保証会社の利用を条件とするのが主流のため、保証人を頼めなくても利用できるケースがほとんどです。
Q. 年金収入だけでも保証会社の審査に通りますか? A. 家賃が年金収入に対して無理のない水準であれば、通るケースは多くあります。不安な場合は家賃を抑えた条件設計を相談しましょう。
Q. 保証料はいくらかかりますか? A. 初回に家賃の0.5〜1か月分程度、以降は年1回の更新料が目安です。会社・プランで異なるため、見積もり時に必ず確認してください。
Q. 緊急連絡先も用意できない場合はどうなりますか? A. 会社・保証会社により対応が異なります。高齢者の見守りサービス等で代替できる場合もあるため、事情を伝えたうえで相談してみましょう。
まとめ
リースバックの賃貸借契約は、連帯保証人ではなく家賃保証会社の利用が主流で、保証人を頼めない方でも利用しやすい仕組みになっています。審査の中心は家賃と収入のバランスのため、無理のない家賃設計が何より重要です。失敗しない選び方も参考に、保証料まで含めた条件で複数社を比較しましょう。
関西エリアでのご相談・無料査定はお問い合わせフォームで承ります。審査や保証会社に関する不安もお気軽にご相談ください。
この記事の執筆・監修
リースバックス 編集部編集部
リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。
監修:松浦 誠大宅地建物取引士
株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。
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